拝啓　時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて首都圏では都市開発が進められています。不動産市場が国際化する中、国際都市として魅力を維持していくため、東京では、環境に配慮しながら、安全で高齢者にも住みやすい街づくりが進められています。

また全国的にも、地方創生や設備投資の推進など、老朽施設の更新やコンパクトシティに対する政策面の後押しの方向性が示されています。個々の土地・施設等を所有される企業・個人の方々は、建設工事費が高騰する状況下において、適切な設備投資・不動産開発を限られた予算内で着実に実行・管理していくため考慮されています。

一方、日本国内には、全国の様々な地域において、土壌汚染の懸念がある土地もあり、調査や対策への費用負担が、設備投資や不動産売買の課題になることがあります。

当協会では、こうした課題を解決するため、専門性の高い土壌汚染問題について、第三者として、土壌汚染対策について評価すると共に、リスク管理及び事業計画の立案をご支援しております。

この度、行政・民間分野で市場全体を把握し、業界を先導される皆様のご講演を紹介し、実現可能な土壌汚染対策を考えるシンポジウムを開催致します。

ご多用の折と存じますが、自社物件又は事業として、不動産・設備更新、環境対策等に取り組まれている皆様に是非ご参加頂けますようよろしくお願い申し上げます。

敬　具